概要
BAM から BigWig を作成する。この際、各ポジションのリード数を RPM (reads per million: 合計リード数/100万) で割った値をスコアとする。
フロー
- NGS: SAMtools > Flagstat tabulate descriptive stats for BAM datset
- BAM ファイルの合計リード数とマップされたリード数を出力します。
- 手作業: RPM (read per million: 合計リード数/100万) の逆数 (100万/合計リード数) を計算しておきます。
- 合計リード数が 200万リードであれば、RPM の逆数は 0.5 となります。
- BEDTools > Create a BedGraph of genome coverage
- BAM ファイルから各領域のカバレッジをスコアとする BedGraph ファイルを作成します。
- この際、RPMで補正をかけるためには、“Scale the coverage by a constant factor” に RPM の逆数を指定します。
- Convert Formats > Wig/BedGraph-to-bigWig converter
- IGV で表示するためには bigWig ファイルが必要なので、BedGraph ファイルから bigWig ファイルを作成します。
- bigWig はバイナリ形式なのでテキストとして中身を表示できませんが、サイズが小さいという利点があります。